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日東紡5年債:5年ぶりの希少性と高い自己資本比率

16日、日東紡の5年債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 17
年限 5年
発行額 50億円
表面利率 1.169%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+60bp
参照国債回号 356
参照国債償還日 2029年9月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2029年10月22日
格付け BBB+(R&I)
ブックランナー みずほ
主幹事 大和

日東紡が入居する麹町大通りビル(2024年7月17日、東京・麹町)

27年ぶりの社債だった2019年7月の2本立て債(総額100億円、5年:0.240%・国債+46.7bp<CEYE算出>/10年:0.440%・+57.6bp<同>、主幹事:みずほ/大和)以来5年3ヵ月ぶりの登場。国債+50bp台で投資家の反応を探ったもののタイト感が持たれたことに合わせ、段階的な修正で+60bp以上を確保した。これが希少性とともに好感され、50億円の発行額に対し、レンジ下限で100億円ほどのオーダーを獲得した。

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