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10日の地方債:東京都が初のグリーン・ブルー、10年GBは地元頼り

10日の地方債市場では、各2銘柄の5年・10年債、20年定時償還債が条件決定した。以下は案件レビュー。

発行体名 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 対カーブ 方式
福井県 10 76 2034/10/25 1.038 9 8 主幹事
長野県 10 73.5 2034/10/25 1.038 9 8 主幹事
東京都 5 100 2029/9/20 0.644 8 8 主幹事
川崎市 5 100 2029/9/20 0.649 10 10 交渉
※栃木県 20 50 2044/10/24 1.229 25 主幹事
※長野県 20 70 2044/10/25 1.287 25 主幹事

発行額:億円/表面利率:%/対国債・対カーブ:+bp
※定時償還

東京都庁第一本庁舎(2023年1月21日、東京・西新宿)

東京都初のグリーン・ブルー債を含むラベル付き5年・10年物地方債が国債カーブ+8bp、交渉方式の川崎市5年債が+10bp、20年定償債が国債+25bpと、いずれも先行案件と同水準で決まった。東京都債と交渉方式の川崎市債を除いた4本の発行額は100億円を下回っている。

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