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日本公庫債:先行見極め1日マーケティング

10日、日本政策金融公庫の2本立て債(AA+:R&I/A1:ムーディーズ、総額500億円、主幹事:SMBC日興/大和/みずほ)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 対カーブ
97 2 400 26/10/30 0.514 11 11
98 3 100 27/11/01 0.543 12.5 12

発行額:億円/表面利率:%/対国債・カーブ:+bp

先行した地方債と日本政策投資銀行債の着地を見極めて運営した。3年債が政投銀債と同じ国債カーブ+12bpで、2年債は3年債を1bp下回る+11bpで条件決定している。3年債は100億円に対して約1.7倍、2年債は400億円に対して約1.3倍の需要を獲得した。9月26~27日のサウンディングで運営に入り、10月2~8日のヒアリングを経て、9日の1日のみのマーケティングでローンチに至った。POT方式で運営し、2年債にアカウントXがあり、両年限で自己ブックはなかった。

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