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日清食品HD:知らぬ者なしの“国民食”がデビュー

日清カップヌードル看板(2022年9月5日、大阪市)

10日、日清食品ホールディングスの2本立て債(AA-:R&I/AA:JCR、総額500億円、主幹事:みずほ/三菱UFJモルガン・スタンレー/SMBC日興/大和)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債
1 5 300 29/10/17 0.764 20
2 7 200 31/10/17 0.928 28

発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp

インスタントラーメンのパイオニアで、カップヌードルは誰もが知る“国民食”。その日清食品と、チャルメラでお馴染みの明星食品を傘下に持ち、2社を合わせた即席麺事業は国内シェアトップとなっている。今回がデビュー債であり、抜群の知名度と収益の安定性、“両足”ダブルAという信用力の高さから人気化し、5年債は300億円の約2.5倍、200億円の7年債は約3.7倍の需要を集めた。

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