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9日の定償債:長崎県が久々の10年、京都府20年は踏襲

9日の地方債市場では、長崎県の最終10年、京都府の同20年の定時償還債が条件決定した。以下は案件レビュー。

発行体 最終年限 平均年限 発行額 表面利率 対国債
長崎県 10 5.25 130 0.764 20
京都府 20 10.25 50 1.205 25

発行額:億円/表面利率:%/対国債・カーブ:+bp

大浦天主堂(2018/11/14 撮影 kikuchi)

■長崎県10年定償債(主幹事:SMBC日興/野村/みずほ)
市場公募の10年定償債は2021年9月以来で、据え置きなしで平均5.25年のスキームは2019年2月以来。定償債は、最終20年物の発行が相次いでいるものの需要が芳しくないなか、「新しい選択肢を提供し、盛り上がった」(SMBC日興)。

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