9日、西日本高速道路の2年ソーシャルボンドが条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 96
年限 2年
発行額 100億円
表面利率 0.534%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+13bp/カーブ+13bp
参照国債回号 344
参照国債償還日 2026年9月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2026年10月16日
格付け AA+(R&I)/AAA(JCR)/A1(ムーディーズ)
ブックランナー 大和
主幹事 SMBC日興/みずほ
![](https://c-eye.co.jp/wp-content/uploads/2019/04/7c1f9b405f0684b45cc7ef9c0c2579d3-300x200.jpg)
8月に続く2年ゾーンでの起債で、9月までの2年物道路会社債の国債カーブ+11bpから+13bpへと2bpワイド化させた。8月上旬の相場の急変動の影響で9月の5年・10年物公共債にスプレッド調整が入り、短期ゾーンは1ヵ月遅れてこの流れを引き継いだ。100億円の発行額に対して120億円程度のオーダーを獲得している。発行体は5年・10年債も準備しているが、「需要を精査した」(大和)うえで、2年債を1日先行させた。
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