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リコーL債:4年が250億円に増額、7年は1%超の魅力

ペンタックスK-1(2020年11月24日、東京・銀座)

4日、リコーリースの2本立て債(A+:R&I/AA-:JCR、総額300億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 主幹事
46 4 250 2028/10/11 0.832 40 三菱/大和/みずほ
47 7 50 2031/10/10 1.051 48 大和/三菱/みずほ

発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp

5月の前回債は5年と10年だったが、今回は4年と7年というオッド年限で登場した。4年債は大台の国債+40bpを確保したことで中央の札を取り込み、250億円への増額を実現。7年債は、1%超の絶対値水準が地方に刺さり、1ノッチ上のみずほリース債と同じ+48bpに落ち着いた。トランスペアレンシー方式を採り、アカウントXが両年限に存在した一方、自己ブックはどちらもなかった。

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