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SMTB2本立て債:初の7年、1%の魅力

4日、三井住友信託銀行(SMTB)の2本立て債(AA-:R&I/AA:JCR、総額500億円、主幹事:大和/SMBC日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債
31 5 300 29/10/11 0.850% +36bp
32 7 200 31/10/10 1.001% +43bp

※発行額:億円

三井住友信託銀行(2023年6月5日、相模原市南区)

SMTBの社債は、これまで3年・5年・10年で実績があるが、今回は5年債のほか7年・10年債の可能性を探ったところ、7年債を検討する投資家がいたため、発行体として初の7年債を定例の5年債とともに起債した。5年債が上限の国債+36bpに決まった一方、7年債は下限寄りの+43bpに落ち着き、総額500億円のディールとなっている。前回の起債は7月12日の5年・10年債(総額900億円、主幹事:大和/野村/SMBC日興)だった。

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