株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイト

この記事は有料記事です

10月の地方債第1陣:10年・5年は+10bp維持、20年でワイド目線探る

山下公園のインド水塔(2024年1月8日)

4日の地方債市場では、5銘柄の10年債と3銘柄の5年債、2銘柄の20年満期一括償還債、愛知県30年債、千葉県20年定時償還債が条件決定した。以下は案件レビュー。

10月の第1陣となる銘柄群。9月債で4bpの上方修正を経た10年債と5年債は前月並みを維持して順調に販売。20年満括債と定償債、30年満括債はそれぞれ国債カーブ+3bp、国債+25bp、+10bpを保った。金利の先高観が薄くなっていることが需要の後押しとなり、直近では石破茂首相が追加利上げに否定的な発言を2日にしたことで、年内の利上げ観測も後退した。

日本寺の梅(千葉県、2019年1月19日)

この記事は有料記事です。全文をお読みいただくには、
法人向けサービス(有料)へのお申し込みが必要です。

関連記事