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味の素債:総需要1800億円、20年で新たな居所示す

13日、味の素の4本立て債(AA:R&I/A+:S&P、総額800億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 主幹事
30 3 100 2027/9/17 0.583 19 野村/みずほ/三菱/日興/大和
31 5 300 2029/9/20 0.690 20 野村/みずほ/三菱/日興/大和
32 10 200 2034/9/20 1.204 35 野村/みずほ/三菱/日興/大和
33 20 200 2044/9/20 2.073 40 野村/みずほ/大和/三菱/日興

発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp

味の素本社(2018年1月25日)

5年債の300億円を軸に総額800億円のディールとなり、4本での需要は1800億円程度に上っている。上期の社債を締めくくる案件としてアナウンス後から注目され、格付けや知名度の高さ、食料品の安定性を武器に、幅広い層からオーダーを取り込んだ。20年債では新たな居所を示した。

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