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中日本高速5年債:C+19bpが新たな水準、調整幅は2bp

12日、中日本高速道路の5年債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 108
年限 5年
発行額 800億円
表面利率 0.685%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+19bp/カーブ+19bp
参照国債回号 356
参照国債償還日 2029年9月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2029年9月19日
格付け AA+(R&I)/AAA(JCR)/A1(ムーディーズ)
ブックランナー みずほ/SMBC日興/大和

東名高速道路(2017年8月11日、横浜市青葉区)

5年物道路会社債は、7月にそれまでの国債カーブ+18bpから+17bpへとタイト化し、8月までこの水準が続いたが、同月上旬の相場の急変動を受けた売り物でセカンダリー水準が+20bp近辺にワイドニング。今月の5年物地方債・財投機関債が前月比4bpワイドな+10bpに調整したことから、道路会社債でもスプレッド引き上げの流れとなり、中日本高速債は+19bpに着地した。ワイドニングしているとはいえ、地方債などに比べれば幅は狭く、これには「周辺に比べた利回りの高さ」(みずほ)が寄与した。

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