6日、イチネンホールディングスの5年債が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 9
年限 5年
発行額 100億円
表面利率 1.500%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+100bp
参照国債回号 356
参照国債償還日 2029年9月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2029年9月12日
格付け A-(JCR)
ブックランナー 野村

今年8月にJCRからトリプルBプラス(ポジティブ)からシングルAマイナス(安定的)へと1ノッチ引き上げられており、格上げ後初めての登場となった。昨年11月の3年債(当時BBB+:JCR、100億円、1.300%、国債+121.7bp<CEYE算出>、ブックランナー:野村)以来となる社債で、5年ゾーンでの起債は2021年9月の第7回債(50億円、0.530%、+62.2bp<同>、同:同)以来3年ぶり。今回は、国債+100bpに着地し、100億円の発行額に対して1.1倍ほどのオーダーを獲得した。
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