6日、岩谷産業の2本立て債(A+:JCR、総額300億円、主幹事:三菱UFJモルガン・スタンレー/野村)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 |
---|---|---|---|---|---|
7 | 5 | 200 | 29/09/12 | 0.860 | 36 |
8 | 10 | 100 | 34/09/12 | 1.498 | 62 |
発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp
先行銘柄を参考に、5年債が国債+36bp、10年債が+62bpに着地し、発行体として最大の総額300億円の起債となった。8月2日にこの総額で起債をアナウンスし、28日のサウンディングで運営に入った。岩谷産業の登場は1月以来。2021年12月のデビューから、これまで7年と10年の組み合わせだったが、今回は5年・10年債とした。POT方式で運営している。

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