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DBJユーロ建て4年サステナ債:早めのアナウンスとラベル効果

4日、日本政策投資銀行(DBJ)のユーロ建て4年サステナビリティボンドが条件決定した。以下は案件レビュー。

年限 4年
発行額 6億ユーロ
表面利率 2.625%
発行価格 99.577
応募者利回り 2.742%(単利)/2.738%(複利)
ローンチ・スプレッド ドイツ国債+60.6bp/MS+30bp
償還日 2028年9月11日
格付け A1(ムーディーズ)/A(S&P)
ブックランナー 大和証券キャピタル・マーケッツヨーロッパ/BNPパリバ/シティグループ・グローバル・マーケッツ/モルガン・スタンレー・インターナショナル
第三者評価機関 ISS Corporate Solutions

政投銀広告(2023年4月25日、大手町駅)

発行体の4年物ユーロ建てサステナ債は2020年から5年連続。ユーロ市場での公的(SSA)セクターの起債が混み合うと予想されるなか、「他銘柄に先駆けてアナウンスしたことに加え、クレジット対比でのスプレッド妙味が投資家に訴求した」(BNPP)ことで、イニシャルプライスソーツ(IPT)を3bp下回るMS+30bpで15億ユーロ超のオーダーを取り込んだ。

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