5日、豊田自動織機の5年債が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 37
年限 5年
発行額 100億円
表面利率 0.680%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+18bp
参照国債回号 356
参照国債償還日 2029年9月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2029年9月20日
格付け AA+(R&I)
ブックランナー 野村/三菱UFJモルガン・スタンレー/みずほ
主幹事 SMBC日興/大和
R&Iで日本ソブリンと同格という高い信用力とトヨタネームの強みで、今年度の5年物事業債で最低の水準となる国債+18bpで100億円を消化した。償還日が国債と同じのため、カーブ対比でも+18bpであり、直近の道路会社債の+17bpまであと1bpという距離になっている。当然ながらタイト感が強いため、スプレッド目線に厳しい投資家は参加せず、地方中心の案件となった。8月20日にアナウンスし、30日のヒアリングで運営に入っている。
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