4日、明治安田生命保険の30NC10劣後ドル債(144A/Regulation S)が条件決定した。以下は案件レビュー。
年限 30年(30NC10)
発行額 17億5000万ドル
表面利率 5.800%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 米国債+203.3bp
償還日 2054年9月11日
格付け A3(ムーディーズ)/A-(S&P)
ブックランナー モルガン・スタンレー・インターナショナル/JPモルガン・セキュリティーズ/米国みずほ/ゴールドマン・サックス・インターナショナル/BofAセキュリティーズ

4月の日本生命保険30NC10債(A3:ムーディーズ/A-:S&P、13.2億ドル、5.950%、米国債+159bp、ブックランナー:JPM/シティ/MS/バークレイズ/HSBC)以来およそ5ヵ月ぶりの本邦生保会社の劣後ドル債で、明治安田生命としては2018年4月の30NC10債(当時A3:ムーディーズ/BBB+:S&P、10億ドル、5.100%、+218.3bp、同:MS/GS/JPM/みずほ)以来およそ6年5ヵ月ぶり。米国のレイバーデー明けのマーケットでの消化状況が順調であることを確認したうえで登場し、17億5000万ドルの発行額に対して288件の投資家から52億ドルのオーダーを獲得した。
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