株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイト

この記事は有料記事です

SMTB債:ピーク時の総需要150億ドル超

3日、三井住友信託銀行(SMTB)の4本立てグローバルドル債(A1:ムーディーズ/A:S&P、総額26億ドル、ブックランナー:GS/JPM/シティ/大和)が条件決定した。以下は案件レビュー。

年限 発行額 償還日 表面利率 対米国債
3 7.5億ドル 27/9/10 4.450% +75bp
5 6億ドル 29/9/10 4.500% +90bp
10 5億ドル 34/9/10 4.850% +105bp
3FRN 7.5億ドル 27/9/10 SOFR+98bp

三井住友信託銀行(2018年5月19日、東京・自由が丘)

米国のレイバーデー明け初日に4本立てで登場し、総額26億ドルのディールとなり、総需要はピーク時に150億ドル超、最終で120億ドル超と盛り上がりを見せた。利下げを前にした絶対値確保ニーズが10年債に寄せられ、3年変動利付債には逆イールドが続くなかでの利回り妙味を見いだした買いが入った。固定利付債は全ての年限でイニシャルプライスソーツ(IPT)から30bpタイトなところでのプライシングとなっている。

この記事は有料記事です。全文をお読みいただくには、
法人向けサービス(有料)へのお申し込みが必要です。

関連記事