30日、山口フィナンシャルグループの2本立て10NC5劣後グリーンボンド(GB、A:R&I、総額250億円、主幹事:大和/三菱UFJMS/野村/SMBC日興/東海東京)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 |
---|---|---|---|---|---|
劣後10 | 10NC5 | 50 | 34/9/5 | 1.610% | +110bp |
劣後11 | 10NC5 | 200 | 34/9/12 | 1.610% | +110.0bp# |
※発行額:億円、第11回債は個人向け
50億円のホールセール債と200億円のリテール債の組み合わせで、ホールセール債でのマーケティング結果である国債+110bpがリテール債にも反映された。大手銀行銘柄との距離感を踏まえて居所を探った。
よく読まれている記事
- 2024年8月16日 SMTH、リテール劣後債も準備
- 2024年8月16日 MUFGが個人向け劣後債を準備
- 2024年9月10日 芙蓉L35NC5債:本邦初の役員報酬連動型SLB、下限に1000億円超
- 2024年9月6日 京阪HD5年GB:緑のおけいはん
- 2024年9月6日 東洋紡37NC7劣後債:隣に住化…+230bpで170億円