30日、AGCの2本立て債(AA:R&I、総額200億円、主幹事:野村/みずほ)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 |
---|---|---|---|---|---|
3 | 5 | 100 | 29/9/5 | 0.710% | +20bp |
4 | 10 | 100 | 34/9/5 | 1.292% | +38bp |
※発行額:億円
今月上旬の大荒れ相場を経て、お盆明け後最初の事業債としてオリエンタルランド(OLC)債(AA-:R&I/AA:JCR)が登場。同債の実績のほか、並走で今日条件決定することとなる三菱重工業債(AA-:JCR)の動向を見ながらの運営だった。難しい起債環境にあって、5年債はレンジ下限の国債+20bpに着地した一方、10年債については、上限寄りの+38bpに落ち着き、各100億円を消化している。トランスペアレンシー方式で運営し、両年限ともにアカウントXが存在し、自己ブックは出ていない。
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