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JR東日本の外債:待望の30年ポンド、ユーロと合わせて2000億円超

28日、JR東日本の2本立て外債(A1:ムーディーズ/A+:S&P、ブックランナー:BNPP/バークレイズ/JPM/みずほ)が条件決定した。以下は案件レビュー。

年限 発行額 償還日 表面利率 ローンチ・スプレッド
12 7億ユーロ 36/9/4 3.533% MS+100bp
30 6億ポンド 54/9/4 5.562% 英国債+97bp

東京駅に入線する中央線(2024年3月30日)

2021年9月以来のユーロ建てとポンド建てでの同時起債。JR東日本によるポンドの超長期債は2007年4月の26年債(当時Aa2:ムーディーズ/AA-:S&P、5.25%、英国債+63.5bp、ブックランナー:メリル)以来17年4ヵ月ぶりで、この通貨での最長年限を30年まで伸ばした。いずれもグリーンボンド(GB)であり、ESG性に注目する投資家の買いを取り込み、邦貨換算ではどちらも1100億円を上回る調達となっている。

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