29日、SUBARUの10年グリーンボンド(GB)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 10
年限 10年
発行額 100億円
表面利率 1.557%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+64bp
参照国債回号 375
参照国債償還日 2034年6月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2034年9月4日
格付け A-(R&I)
ブックランナー みずほ
主幹事 SMBC日興/野村

同業のマツダによる7月の10年トランジションボンド(A-:JCR、100億円、1.845%、ブックランナー:SMBC日興)が国債+75bpだったことをベースに、今月上旬の歴史的な相場の乱高下を受けたスプレッド調整の動きも加味して居所を探り、マーケティングレンジ下方の+64bpに着地。100億円の発行額に対して3.1倍のオーダーを獲得した。好調だった理由について、ブックランナーは「GBであることのほか、ボラティリティを十分に吸収できるスプレッド、利回り妙味が投資家に刺さったため」(みずほ)と指摘している。
よく読まれている記事
2025年2月5日 住商がGBを準備
2025年2月4日 中央日土地Gが5年GBを準備
2025年1月28日 阪急阪神HDが5年GBと10年債を準備
2025年1月23日 日本空港ビル7年債:2回目のフライトはGB
2025年1月16日 日鉄興和不動産債:初のGB、前回+5bp