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ホンダF2本立て債:目線の変化捉えた設定、+30bp以上が効く

27日、ホンダファイナンスの2本立て債(AA:R&I/A3:ムーディーズ、総額700億円、主幹事:野村/SMBC日興/みずほ/大和)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債
88 3 350 27/9/17 0.688% +30bp
89 5 350 29/8/31 0.795% +30bp

※発行額:億円

ホンダ販売店(2024年4月26日、東京・北区)

7月の先行銘柄をベースに、両年限とも当初は国債+20bp台での起債を想定していたが、今月上旬の歴史的な相場の乱高下で投資家のスプレッド目線が大きく変わったことを受け、+30bp以上を確保したマーケティングレンジを設定。これが奏功して、3年・5年債のいずれも下限の+30bpに落ち着き、各350億円のディールとなった。

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