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JA三井L5年SLB:「がっつり」+40bp台の効果

23日、JA三井リースの5年サステナビリティ・リンク・ボンド(SLB)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 31
年限 5年
発行額 100億円
表面利率 0.890%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+39bp
参照国債回号 356
参照国債償還日 2029年9月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2029年8月30日
格付け A(R&I)/A+(JCR)
ブックランナー みずほ
主幹事 SMBC日興/野村/岡三/三菱UFJモルガン・スタンレー

JA三井が入居する銀座三井ビルディング(2017年9月2日、東京・銀座)

5月の5年債(300億円、0.923%、国債+34bp、主幹事:みずほ/SMBC日興/野村/岡三/三菱UFJMS)に続くSLBで、この商品での起債は4回目。7月の同業銘柄とのバランスを考慮したガイダンスを出したものの、金利環境の大きな変化によるスプレッド目線の拡大を受けた国債+40bp台を「がっつり入れた」レンジ設定が奏功し、下限の+39bpで390億円ほどのオーダーを獲得した。

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