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日新3年債:初のSBに200億円の買い、+55bp以上が刺さる

23日、日新の3年債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 1
年限 3年
発行額 100億円
表面利率 0.948%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+55bp
参照国債回号 348
参照国債償還日 2027年9月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2027年8月27日
格付け A-(R&I)
ブックランナー 野村

日新東京本社(2024年7月17日、東京・千代田区)

横浜港での港湾運送を祖業とし、物流事業を主体とする日新が社債市場に初登場した。同社は、物流事業で「自動車メーカーや電機電子メーカー、食品といった多様な業種の有力企業の輸出入貨物の取り扱いを得意とする」(R&I)のが特徴。デビュー債では「IRで聞かれた投資家の声」(野村)を反映したガイダンスで反応を探り、次回以降の起債を踏まえて国債+50bp台半ば以上のレンジでマーケティングを行った結果、下限の+55bpで200億円のオーダーを取り込んだ。

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