22日、オリエンタルランド(OLC)の3本立て債(AA-:R&I/AA:JCR、総額1200億円、ブックランナー:みずほ/三菱UFJMS/野村/大和/SMBC日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 |
---|---|---|---|---|---|
22 | 5 | 200 | 29/8/28 | 0.671% | +20bp |
23 | 7 | 400 | 31/8/28 | 0.935% | +35bp |
24 | 10 | 600 | 34/8/28 | 1.258% | +38bp |
※発行額:億円
今月上旬の歴史的な相場の乱高下を経ての登場で、7年・10年債を中心に「投資家の目線を大切にしながらの運営」(みずほ)となった一方、5年債では“夢の国”の強みが出て国債+20bpと非常にタイトな水準に仕上がった。当初は総額1000億円程度だったものの、最終的に1200億円へと増額し、これを問題なく超過する需要を獲得している。「圧倒的なブランド力と高い信用力、希少性が効果を発揮した」(同)。トランスペアレンシー方式で運営し、5年・10年債にアカウントXが存在した一方、全年限で自己ブックはなかった。OLCの社債は2022年1月以来2年7ヵ月ぶり。
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