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みずほFGユーロ建て債:好業績とラベル効果

20日、みずほフィナンシャルグループの2本立てTLAC債(A1:ムーディーズ/A-:フィッチ、総額11億ユーロ、ブックランナー:みずほ/バークレイズ/SG/ING/BBVA)が条件決定した。以下は案件レビュー。

年限 発行額 償還日 表面利率 MS対比
6NC5 5億ユーロ 30/8/27 3.460% +100bp
10 6億ユーロ 34/8/27 3.767% +130bp

みずほ銀行(2018年7月7日、東京・神谷町)

米国の景気減速懸念で相場が世界的に大荒れになったことで積極的な投資が手控えられたものの、これが落ち着き、欧州の投資家が休暇明けとなったタイミングに登場したことで、イニシャルプライスソーツ(IPT)から30bp以上のタイト化に成功。そのうえ、総額11億ユーロの発行額に対して42億ユーロほどの最終需要を獲得した。6NC5グリーンボンド(GB)と10年債の2本立てで起債している。

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