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鉄道・運輸機構債:荒れ相場のなかでタイト化

16日、鉄道建設・運輸施設整備支援機構の2本立てCBI認証付きサステナビリティボンド(AA+:R&I/A1:ムーディーズ、総額150億円、主幹事:日興/大和/野村)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 対カーブ
169 5 50 2029/6/20 0.550 6 6
170 20 100 2044/6/20 1.754 4.5 4.5

発行額:億円/表面利率:%/対国債・対カーブ:+bp

相鉄線海老名駅に入線するJR埼京線車両(2020年10月12日)

金利がボラティリティを伴って低下するなか、5年債が国債カーブ+6bp、20年債が+4.5bpに決まり、先行銘柄の水準からそれぞれ1bp、0.5bpタイト化させた。5年債のスプレッドは地方債に並び、20年債は1.5bpに縮まっている。市場への登場は5月の10年債以来だが、5年・20年債は昨年8月までさかのぼる。

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