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地方金融機構10年債:荒れ相場で340億円、大口先の事前需要

14日、地方公共団体金融機構の10年債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 183
年限 10年
発行額 340億円
表面利率 0.914%
ローンチ・スプレッド 国債+8bp/国債カーブ+6bp
参照国債回号 375
参照国債償還日 2034年6月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2034年8月28日
格付け AA+(R&I)/A1(ムーディーズ)/A+(S&P)
主幹事 野村/SMBC日興

地方公共団体金融機構(市政会館 2017/08/09 撮影 kikuchi)

金利が乱高下し、起債環境が極めて不透明ななか、地方債フラットの水準である国債カーブ+6bpを保った。定例バイヤーを中心に札を取り込み、7月債の290億円よりも多い340億円への増額を実現した。

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