大和証券オフィスR債：5年にシフトで総額38億円

9日、大和証券オフィス投資法人の2本立て債（AA：JCR、総額38億円、主幹事：大和/日興/みずほ）が条件決定した。以下は案件レビュー。

発行額：億円/表面利率：％/対国債：+bp

2014年9月の第4回債（21億円）と2019年9月の第5回債（17億円）の借り換えを目的とした起債で、2020年9月以来およそ4年ぶりの登場。5年債・18億円、10年債・20億円で走り出したものの、マーケティング中に需要が比較的に堅調な5年債の発行額を22億円に増やし、10年債を16億円に減額して相場の変調に対応した。年限間の調整はあったものの、総額38億円の借り換え資金をちょうど確保した。