株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイト

この記事は有料記事です

東北電力10年債:7月マイナス4bp、相場大荒れでも下限着地

8日、東北電力の10年債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 567
年限 10年
発行額 100億円
表面利率 1.392%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+48bp
参照国債回号 375
参照国債償還日 2034年6月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2034年8月25日
格付け A+(R&I)/AA(JCR)
ブックランナー SMBC日興
主幹事 野村/大和/みずほ/しんきん

東北電力本店(2018年7月30日、仙台市青葉区)

今月は10年物電力債だけでなく事業債全体としてパイプラインが限定されることから、7月の10年債で付けた国債+52bpからのタイトニングを企図してマーケティングを行った結果、4bp縮小した。マーケティング中に金利が“大暴れ”したところでも、レンジ下限でプライシング。発行額は、100億円程度で始め、その後は一旦90億円程度に減額したものの、100億円のディールとなっている。

この記事は有料記事です。全文をお読みいただくには、
法人向けサービス(有料)へのお申し込みが必要です。

関連記事