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みずほFG永久劣後債:AT1ショック後初の逆回転

みずほ銀行カードローン広告(2021年5月21日、東京・墨田区)

24日、みずほフィナンシャルグループの2本立て永久劣後債(A:R&I/JCR、総額845億円、ブックランナー:みずほ)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 表面利率 対カーブ
劣後19 永久NC5.39 565 2.036 141
劣後20 永久NC10.39 280 2.555 141

発行額:億円/表面利率:%/対カーブ:+bp

永久NC5.39・NC10.39債ともに国債カーブ+141bpに決まり、先行の三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)債に1bpの上乗せとなった。2023年3月のAT1ショック後はタイトニングの流れが続いていたが、今回債で初めてワイド化した。ボリュームよりプライス重視の方針を採っており、「市場実勢に沿って投資家と十分なコミュニケーションを実施し、リアルマネーや年金勢の買いを取り込んだ」(みずほ)。

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