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高速道路機構20年債:出納整理期間明けの需要捉える

19日、日本高速道路保有・債務返済機構の20年ソーシャルボンドが条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 333
年限 20年
発行額 150億円
表面利率 1.897%
ローンチ・スプレッド 国債+5.5bp/国債カーブ+5bp
参照国債回号 189
参照国債償還日 2044年6月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2044年7月29日
格付け AA+(R&I)/A1(ムーディーズ)
ブックランナー SMBC日興
主幹事 野村/大和/みずほ

今年度3回目の20年債で、先行並みの国債カーブ+5bpに決まった。「出納整理期間が明けて、7月から本格稼働する地方公的などの需要をくまなく取り込んだ」(SMBC日興)ことで、当初の50億円程度から150億円への増額を実現した。

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