
19日、ダイキン工業の2本立て債(AA:R&I/AA+:JCR/A2:ムーディーズ、総額600億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 主幹事 |
---|---|---|---|---|---|---|
32 | 7 | 300 | 2031/7/25 | 1.005 | 29 | 大和/野村/日興/みずほ |
33 | 10 | 300 | 2034/7/26 | 1.343 | 31 | 野村/大和/日興/みずほ |
発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp
元々クレジットやネームバリューが高いうえ、サウンディング中にR&IからダブルAフラットに1ノッチ格上げされたことが追い風となった。2トランシェともマーケティングレンジの下限に着地し、各300億円の発行額に対して、7年債で2倍程度、10年債で1.8倍程度の需要を獲得した。社債市場への登場は2022年7月以来2年ぶり。発行体初のPOT方式を採用し、アカウントXと自己ブックはゼロだった。
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