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近鉄GHD5年債:格上げ効果で+49bp、「しまかぜ」に3.4倍の需要

19日、近鉄グループホールディングスの2本立て債(BBB+:R&I/JCR、総額300億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 主幹事
125 5 200 29/7/31 1.064% +49.0bp# 野村
126 5 100 29/7/25 1.064% +49bp 野村/みずほ/大和

※発行額:億円、第125回債は個人向け

丹波橋駅を出発する近鉄30000系ビスタEX(2024年5月22日)

昨年7月に続く個人向け・機関投資家向け5年債(当時BBB:R&I/BBB+:JCR、総額300億円)の同時起債。4月にR&Iから1ノッチ格上げ(BBB→BBB+)されてから初めての登場で、格上げを生かして1年前の国債+54bpから5bpのタイトニングに成功したうえ、ホールセール債では340億円ほどのオーダーを獲得した。

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