11日、オリエントコーポレーション(オリコ)の2本立て債(A+:R&I/JCR、総額400億円、主幹事:みずほ/野村/大和)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 |
---|---|---|---|---|---|
37 | 3 | 170 | 27/07/16 | 0.773 | 39 |
38 | 5 | 230 | 29/07/19 | 1.053 | 47 |
発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp
オリコの社債はほぼ1年ぶりで、昨年12月のR&Iによる1ノッチの格上げで“両足”シングルAプラスとなってからは初めての起債。以前から独自の価格帯で起債しており、並走銘柄とのバランスや年限間格差などを鑑みて、3年債が国債+39bp、5年債が+47bpで条件決定した。大型案件を含む起債ラッシュの最中だったが、総額400億円の調達に成功した。
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