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オカムラ5年SLB:久々・少額で格上に迫る水準

オカムラ(2024年5月29日、東京・永田町)

30日、オカムラの5年サステナビリティ・リンク・ボンド(SLB)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 17
年限 5年
発行額 50億円
表面利率 0.931%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+28bp
参照国債回号 355
参照国債償還日 2029年6月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2029年6月5日
格付け A(JCR)
ブックランナー 三菱UFJモルガン・スタンレー
SDGs債種別 サステナビリティ・リンク・ボンド
ストラクチャリング・エージェント 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
第三者評価機関 JCR

オカムラの登場は2022年6月のSLB以来で、今回も同ラベルで起債した。久々であるうえ、50億円という限定的な発行額、著名なオフィス家具メーカーであることなどが作用し、格上相当の先行銘柄と遜色のない国債+28bpに着地し、1.8倍ほどの需要を集めた。10日に起債をアナウンスし、27~22日に中央の7件を対象にIRを行って備え、23~24日のサウンディングで運営に入った。

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