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南海電鉄10年債:西から4つ、東から3つ

23日、南海電気鉄道の10年債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 52
年限 10年
発行額 100億円
表面利率 1.381%
ローンチ・スプレッド 国債+39bp
参照国債回号 374
参照国債償還日 2034年3月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2034年5月29日
格付け A-(R&I)
ブックランナー 大和
主幹事 野村/三菱UFJモルガン・スタンレー

なんば駅に接近する南海8300系(2022年6月30日)

金利がボラティリティを伴って上昇し、社債の供給が増加する難しい環境のなか、国債+40bpの買い目線に沿って運営し、1bp内側の+39bpに着地した。先行の西日本鉄道債に4bp、並走して後続の東武鉄道債に3bpの上乗せとなっている。社債市場への登場は昨年3月以来で、10年債は2020年5月までさかのぼる。

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