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インドネシア債:最大のソブリンサムライ

インドネシアの風景

17日、インドネシア共和国の7本立て債(Baa2:ムーディーズ/BBB:S&P/フィッチ、総額2000億円、ブックランナー:大和/みずほ/野村/日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対MS
31 3 500 2027/5/27 0.99 50
32 5 880 2029/5/25 1.33 70
33 7 177 2031/5/27 1.57 80
34 10 193 2034/5/26 1.91 92
3 7※ 20 2031/5/27 1.57 80
4 10※ 68 2034/5/26 1.91 92
5 20※ 162 2044/5/27 2.55 103

発行額:億円/表面利率:%/対MS:+bp
※ブルーボンド

今年度のサムライ債の第1号案件。総額2000億円はこのフォーマットのソブリン債としての最大規模となっている。ブルーボンドは昨年5月の前回債に続く2回目で、20年債は2021年5月以来3年ぶり。ESG性や定例発行が好感され、幅広い投資家層から2000億円を上回る総需要を獲得した。

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