CAPITAL EYE

株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイトです。

東レ2本立て債:希少性と水準調整

17日、東レの2本立て債(A+:R&I、総額300億円、主幹事:野村/大和/みずほ/三菱UFJモルガン・スタンレー)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債
35 7 140 30/11/22 0.973 48
36 10 160 33/11/24 1.291 53

発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp

2018年7月以来5年4ヵ月ぶりの登場。変動性の大きい金利動向が影響して難易度の高い起債環境だったが、希少性と水準の調整が好感されて、目標通り総額300億円の起債を実現した。10月26日に起債をアナウンスし、デットIRを行って備え、11月9日のサウンディングで運営に入った。両年限ともトランスペアレンシー方式で運営し、アカウントXと自己ブックはなかった。

東レ・アムテックス(横浜駅、2019年5月13日)

東レ・アムテックス(横浜駅、2019年5月13日)

キャピタルアイ・ニュースで続きを読む


Updated: 2023年11月17日 — 18:55
CAPITAL EYE © 2016
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、株式会社キャピタル・アイは一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、株式会社キャピタル・アイ及び情報提供者に帰属します。本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。