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北陸電・九電・電発が4年限に登場:3年は上方修正・上限でも減額

電源開発の広告(2019年9月2日、函館駅)

電源開発の広告(2019年9月2日、函館駅)

6日、北陸電力の2本立て債(A+:R&I、総額239億円)と九州電力の3本立て債(A:R&I/AA-:JCR/A3:ムーディーズ、同301億円)、電源開発の3年債(A+:R&I/AA+:JCR)が条件決定した。以下は案件レビュー。

発行体名 回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 基準
北陸電力 353 3 166 2025/7/25 0.350 42.0# 絶対値
北陸電力 354 10 73 2032/7/23 0.759 51 国債
九州電力 508 3 70 2025/7/25 0.350 42.0# 絶対値
九州電力 509 18 81 2040/7/25 1.040 22.8# 絶対値
九州電力 510 6 150 2028/7/25 0.670 59 国債
電源開発 79 3 239 2025/7/18 0.350 42.0# 絶対値

※発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp(#はCEYE算出)

3年債は、セクター内の序列と関係なくいずれも0.35%に着地。6月の社債買い入れオペの足切りである0.196%から15bp強高い結果となった。3年物電力債の供給過多やオペ利回りの上昇などへの警戒によって水準が切り上がったうえ、想定より需要が集まらず、3銘柄全てが減額した。北陸電10年債は1ヵ月前の四国電力債から9bpワイド化し、地方を中心に73億円のディールとなった。九州電は3年債のほかにオッド年限の6年・18年債で投資家のラダー運用ニーズを捉えた。キャピタル・アイニュースで続きを読む


Updated: 2022年7月6日 — 19:21
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