
すき家(2018年11月25日、横浜市西区)
7日、ゼンショーホールディングスの5年サステナビリティボンドが条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 5
年限 5年
発行額 100億円
表面利率 0.710%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+68.8bp程度<CEYE算出>
参照国債回号 347
参照国債償還日 2027年6月20日
償還日 2027年6月11日
格付け BBB+(JCR)
ブックランナー みずほ
主幹事 野村/三菱UFJモルガン・スタンレー/大和
昨年12月の2本立て債(総額150億円)に続く登場で、サステナ債を含むESG債は発行体にとって初めて。前回5年債の実績をベースに居所を探り、0.71%で154億円のオーダーを集めた。5月30~31日にサウンディング、6月1~6日にマーケティングを実施している。傘下のすき家でアルバイト従業員の女性がいわゆる“ワンオペ”で死亡した事故が明らかになったが、早朝時間帯でのワンオペ廃止を決めており、ディールへの影響も見られなかったという。キャピタル・アイニュースで続きを読む