21日、ユナイテッド・アーバン投資法人(UUR)の10年サステナビリティボンド(AA:JCR)とフロンティア不動産投資法人(FRI)の2本立てグリーンボンド(GB、同:同、総額25億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。
発行体 | 回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 主幹事 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ユナイテッド・アーバン投資法人 | 22 | 10 | 35 | 31/10/28 | 0.400% | +30.5bp | 日興/大和 |
フロンティア不動産投資法人 | 6 | 10 | 15 | 31/10/29 | 0.400% | +30.5bp | 日興/大和/野村/三菱 |
フロンティア不動産投資法人 | 7 | 15 | 10 | 36/10/29 | 0.660% | +36.4bp | 日興/みずほ |
※発行額:億円、対国債はキャピタルアイ・ニュース算出

アリーナタワー(2017年6月11日、横浜市港北区)
UURのサステナ債、FRI債のGBはいずれも発行体にとって初めてだが、UURは個人投資家向けにGBを発行した実績があり、ESG債は2回目。8~9月の銘柄に加え、直近の案件を参考にマーケティングを行い、UUR10年サステナ債とFRI10年GBが0.40%、FRI15年GBが0.66%に落ち着き、2日前に起債されたアドバンス・レジデンス投資法人10年・15年GB(AA:JCR、総額26億円)と同水準となった。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む