CAPITAL EYE

株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイトです。

MTG(7806):中間決算、新ブランド・商品でV字回復

美容ローラーの「Re Fa」などの開発・販売を手掛けるMTGが10日、都内で2019年9月期の中間決算説明会を開いた。上期の売上高は前年同期比13.1%減の246億9000万円、営業利益は同86.5%減の7億1200万円。年初に中国で新電子商取引法の施行があり韓国の免税店や、国内の百貨店・免税店での商品代行業者による購入の減少などが響いた。3月末には通期の連結業績予想を、売上高で前期比15.7%減の510億円、営業利益で同88.7%減の10億円と下方修正した。

業績について説明する久世浩司取締役。同社は売り切り型からサブスクリプション型のビジネスモデルへの転換を検討している

業績について説明する久世浩司取締役。同社は売り切り型からサブスクリプション型のビジネスモデルへの転換を検討している

前期に19億8000万円だった研究開発費は6億8000万円となる。「下期に向けて投資を加速させるため、商品リリースの計画に影響はないと見込んでいる」(久世浩司取締役)。3億6800万円の特別損失は、オーストラリアや欧州で始めた指輪型デバイスを使うフィンテック事業の「リングペイ」に関わるもの。銀行との取引は順調だが、導入スピードに課題があり減損として処理した。「今後は欧州の大手銀行との取引も見えており、新しいリングペイ事業をブランド開発の力で育てていきたい」(同)。

松下剛社長は、「第3四半期も厳しい状況が続くが、7月から新商品のリリースや海外の新しいパートナーとの提携を加速させる」と話した。年内には睡眠テックを取り入れた新ブランドをスタートさせる。「ReFa」ブランドではビューティーテックを取り入れた新製品を、売り切り型のみならず、定額制モデルで提供する。「SIXPAD」シリーズでは、新製品投入や都内でのトレーニング施設の出店を早める。年末から春にかけては新しいブランドが3つローンチするという。

「第4四半期には来期の良いスタートを切れる体制を作りたい」。実績で示していくしかないと覚悟しており、「必ずV字回復を果たす」と意気込みを述べた。以下は質疑などにおけるコメント。

――リングペイを国内でも展開するのか
オリンピックを目掛けて各社が決済用の端末機を増やそうという動きがあり、インフラが整うとともに国内展開を考えている。すでに国内でもマクドナルドなどで使うことができる。財布やスマホを取り出したり充電する手間もない。リングだけで決済事業を追及する企業はなかなかない。もし紛失してもスマホでサービスを停止できるし、チャージもできる。スポーツ用のリングやカジュアルなリングなどさまざまな種類があり、バイタルデータを取るなどヘルステックにも応用できる。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
 

 


CAPITAL EYE © 2016
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、株式会社キャピタル・アイは一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、株式会社キャピタル・アイ及び情報提供者に帰属します。本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。