9日、アサヒグループホールディングスのグローバル・オファリングによる増資の募集期間が終了した。以下は案件レビュー。

アサヒビールタワーとスカイツリー(2012/01/29 撮影 kikuchi)
コード 2502/東1
公募株数4617万5700株(うち国内1475万3200株、海外3142万2500株)
公募価格 3357円
公募総額 1550億1182万4900円
オーバーアロットメント 475万4100株
決議日 8月25日
条件決定日 9月7日
ディスカウント率 3.00%(仮条件3.0~5.0%)
受渡日 9月15日
グローバル・コーディネータ―(GC) 野村
アンハイザー・ブッシュ・インベブの豪州のビールとサイダー事業買収のため三井住友銀行から借り入れた1兆1850億円のブリッジローン(返済期限2021年5月19日)をパーマネント化するファイナンスの一部。資本性評価額で3000億円を調達する。今回のPOはその一環で、公募株数の55%弱を自己株式の処分でまかなった。買収は6月1日に完了している。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む