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ヤシマキザイ(7677):鉄道と歩む専門商社、安定性に好感

ヤシマキザイの自己株式処分と株式売り出しが17日に条件決定した。26日に東証2部に上場する。以下は案件レビュー。

ヤシマキザイが入居する兜町第6平和ビル(2019年6月12日)

ヤシマキザイが入居する兜町第6平和ビル(2019年6月12日)

コード 7677/東2
処分・売出株数 80万1000株
処分・売出価格 1280円
処分・売出総額 10億2528万円
決議日 5月23日
条件決定日 6月17日
上場日 6月26日
上場時価総額 36億8640万円
ブックランナー 野村

ディーゼル機関車用エンジンの部品や鉄道車両用の電気品、車載品などを販売する専門商社。仕入先と連携して発変電設備や鉄道用システムも扱う。鉄道事業者のみならず、鉄道車両、車両用電気品メーカーなどにも商材を販売する。中国や東南アジア、インドにも進出している。

上場の目的は知名度と信用力の向上、それらによる人材の確保にある。2006年頃に一度上場の準備を進めていたが、2008年のリーマンショックの際に、市場環境を見て一旦断念した。海外拠点の展開などで知名度やステータス向上が必要となり、2015年9月から準備を進めていた。

発行体は、現場・現物・現実の「3現主義」により「顧客ニーズを的確に把握して取引先との強固な関係を築いてきた。現場密着で顧客の要望を聞く過程で商材が多岐にわたってきた」(管理本部)。それに伴い、全国に拠点を整備し、海外にも進出している。売上高の9割近くが鉄道事業によるものの、電気自動車用の充電器など、従来扱ってきた商材から発展して鉄道事業以外の製品も扱っている。

今後の事業展開については「車両が大部分を占めているが、車両の整備工場や駅の設備など領域を広げていきたい」(管理本部)。また、鉄道事業での売上高の5割はJRグループによるが、公営鉄道や私鉄向けの受注を拡大しシェアを高める。海外事業では、東南アジアや英国、イタリアに注力する。納入先であり仕入先でもある日立製作所からのオーダーを増やしていきたいという。

現在の配当性向は10%強で「中長期的には30%を目指していく」(管理本部)。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
 

 


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