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ベストワンドットコムの澤田社長、「2~3年内にチャータークルーズを企画」

25日、ベストワンドットコムが東証マザーズに新規上場した。初値は付かなかった。同社はインターネット上でクルーズ旅行を販売している。澤田秀太社長が東京証券取引所で上場会見を行った。

ベストワンクルーズ 澤田社長

―上場初日の感想は
投資家の期待を感じている。今後のビジネス展開で売り上げと利益を高め、実体を伴った成長をしていきたい。

―事業の強みは
クルーズ旅行のネット販売専業で、コース数や提携船会社の数にある。船会社の予約システムと自社WEBサイトを連動させることで空室状況や料金を簡単に把握できるようにし、顧客の選択肢を増やしている。

高いWEB集客力も強みの一つ。SEO対策やWEB開発を全て内製化しており、コストを抑えて安価で手軽なクルーズ旅行を提供し、若年層の新規マーケットを開拓していく。

-顧客層の特徴は
日本のクルーズ人口は全人口の0.2%で、一般的にクルーズ旅行はシニア・富裕層がするものというイメージがまだ強い。当社では20~50代の旅行者が63.5%を占めている。リピート率は10~20%。WEB上での集客をみていると、クルーズ旅行に関心のある人数は70~80%で伸びている。この傾向は今後2~3年続くと考えている。

―足元の業績について
売上高は前年比40%増の11億9000万円(2017年7月期)で、5年間の平均成長率は35.5%、経常利益の平均成長率は50.9%と堅調に推移している。

―今後の成長戦略は
売上高の伸び率40%以上を維持していきたい。既存業務の本業の成長を念頭に置き、訴求するチャネルを強化する。若い世代は既に検索ではなくアプリで旅行を探す傾向があるため、クルーズ旅行を提案するアプリを開発する。

―特に注力する分野は
提携船会社の拡大が優先事項。現在、米国やイタリアなどの9社と提携し、提供している旅行コースは3709コース。年間2~3社増やし、約50社ある船会社の半数と提携するのが当面の目標。コース数を増やし、選択の幅を広げていきたい。

また、商品力強化の一環として、2~3年内に自社企画のチャータークルーズを検討している。船を一隻借り切り、2000~3000人規模で1週間程度の旅行を企画している。そのほかに、個人顧客への販売だけでなく他社との連携も視野に入る。旅行代理店や異業種との提携を進めている。

―事業上の課題は
シニアの顧客はWEBを使わず電話やメールでの対応が必要なケースもある。オペレーターの教育を充実させ、顧客満足度を高めると同時にクルーズ旅行の認知度を高めていきたい。

―株主への還元は
成長を第一に考えているので、すぐの配当は考えてはいないが、一定の利益が出た段階で実施していきたい。

[キャピタルアイ・ニュース 鈴木 洋平]


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