CAPITAL EYE

株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイトです。

キュービーネットHDの北野社長、「人が全てのサービス」

23日、キュービーネットホールディングスが東証1部に新規上場した。初値は公開価格の2250円を6.00%下回る2115円で、終値は2225円だった。同社は提供サービスをヘアカットに絞った専門店「QBHOUSE」を展開している。北野泰男社長が東京証券取引所で上場会見を行った。

―上場初日の感想は
いろいろな困難があった。次のステージに進めたという喜びと、これからいろいろな期待に応えていかなければならず身が引き締まる思いだ。

―初値が公開価格を下回った
要因はこれから分析していくが、リテールサービスを提供しているので今後のIR活動を通して、多くの投資家にもっとQBHOUSEを理解してもらえるよう積極的にコミュニケーションを取っていきたい。

―事業の強みは
既存店が強いこと。流行り廃りがなく手軽に利用でき、リピーターが多い。急成長していくというよりは着実に顧客数を増やしていく。洗髪をせず水を使わない点も強み。給排水設備が不要で、水回りのトラブルが少なく駅への出店が可能。設備コストも下げられる。店舗運営には時間短縮などのメリットがある。

―今後の成長戦略は
1万平方メートル以上の大型商業施設1769店舗のうち14%に開店済みだが、1520店舗にはまだ進出の余地がある。同様に首都圏主要路線の駅でも未進出の175駅へ出店を進める。東京都内で展開する訪問理美容事業も拡大する。

―事業上の課題は
人材の育成にある。理容業界では仕事ができるまでに2~3年かかるが、独自の教育ノウハウで集中的に訓練し6ヵ月で店舗に立てるようにする。水やパーマ液による手荒れで離職した人や、完全歩合制の業界で高齢になり指名が少なくなったベテランも積極的に採用している。

―上場の目的は
今後成長していくなかで人を採用するために信用力アップが第一。知名度を高める。理美容業界での知名度はまだ低い。現在は新卒採用をしていないが、若い人に実際に店舗でどういう人が働いているか知ってもらいたい。人を中心にしたアナログの部分とデジタルの部分をどう組み合わせていくか、新たな投資をしていくための資金調達の準備の意味合いもある。

―インテグラルの役割は
いろいろな投資家に支援をもらいながら上場したが、インテグラルには背中を押してもらったというのが一番大きい。(同社からは)現在役員として2人が参加している。3年間、経営者としてもアドバイスをもらっており、株式を売り出したからすぐに役員を抜けてもらうという考え方ではない。

―株主への還元は
松本修管理本部長:現在検討している。

[キャピタルアイ・ニュース 鈴木 洋平]


CAPITAL EYE © 2016
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、株式会社キャピタルアイは一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、株式会社キャピタルアイ及び情報提供者に帰属します。本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。