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ジェイ・エス・ビーの田中社長、「将来は高齢者住宅を事業の柱に」

20日、ジェイ・エス・ビーが東証2部に新規上場した。上場初値は公開価格3200円を33.75%上回る4280円で、終値は4750円だった。同社は、学生マンションの開発と管理・運営を手掛ける。田中剛社長が東京証券取引所で上場会見を行った。

ジェイ・エス・ビーの田中剛社長

ジェイ・エス・ビーの田中剛社長

―初日の株価に対する感想は
上場市場が2部であることや、不動産銘柄ということで(株価に対する)不安はあったが、今日の結果は好調な出だしと考えている。

―事業の特徴は
当社は不動産オーナーから物件を借り上げ、企画から入居者の募集・管理などを一貫して手掛ける。学生向けマンションでは業界トップクラスで、全国で約950の大学と提携している。管理物件の入居率は10年連続で98%以上と、高い入居率を維持しているのが強みだ。学生を対象としていることへの安心感やセキュリティの充実、食事付きのマンションが学生の保護者から評判が良い。大学を併願する学生向けに複数の物件を仮押さえするシステムなど、独自の仕組みも好評だ。
―今後の成長戦略は
既存の学生マンションに加え、留学生向けの仲介事業や語学学校の運営、高齢者住宅事業の参入を検討している。学生マンションの管理戸数は、現状の約6万戸から2020年までに7万戸を目指す。

―高齢者向け住宅は競合相手が多いのではないか
仙台や京都、福岡などに地域を限定したドミナント戦略を取る。高齢者向け住宅はマーケットの拡大が期待される分野であり、いずれは当社の事業の柱としたい。

―上場の目的は
認知度の向上だ。当社はニッチな分野であるため、広くビジネスを認知してほしいと考えている。学生マンションは一括借り上げで運営することから、会社の安定性などを理解してもらいたいと思い、10年ほど前から株式公開を検討してきた。

―株主還元の考えは
業績次第ではあるが、当面は利益を内部留保に充てたい。

[キャピタルアイ・ニュース 赤司 早規]


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