CAPITAL EYE

株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイトです。

バルテス(4442):ソフトをテスト、仮条件は2割増し

バルテス(4442)の自己株式処分と株式売り出しが21日に条件決定した。30日に東証マザーズに上場する。以下は案件レビュー。

バルテス東京本社が入居する麹町広洋ビル(東京・半蔵門2019年5月17日)

バルテス東京本社が入居する麹町広洋ビル(東京・半蔵門2019年5月17日)

コード 4442/東マ
処分・売出株数 104万6500株
処分・売出価格 660円
処分・売出総額 6億9069万円
オーバーアロットメント15万6900株
決議日 4月18日
条件決定日 5月21日
上場日 5月30日
上場時価総額 47億1900万円
ブックランナー SBI

製造業やソフトウェアベンダーなどにソフトのテストサービスを提供する。ソフト不具合によるリスク回避のために、開発工程での品質計画立案やプロセス改善、不具合の発見、重大な不具合が発生していないことを確認するテストの設計や、ケース作成・実施、サマリーレポートの作成までを提供する。

上場の目的は、経営基盤の安定。「資金調達手段を確保するとともに、知名度向上により優秀な人材を確保する」(管理部)。2004年の創業時から上場を考えており、リーマンショックが起こった2008年頃にも検討していたという。業績や体制が整い上場に踏み切った。

事業の強みは「年間1200以上のプロジェクトを手掛ける豊富な実績」(管理部)。特定分野のテストに特化する企業が多いなか、発行体は、組み込み系とWEB・モバイル系、業務系の3分野に対応する。プロジェクト運営を通じて得た知見を標準化し、テストの抜けや漏れを防いで効率的に運用できるという。

社員教育にも力を入れており、新卒社員に2~3ヵ月、中途採用者には1ヵ月程度、発行体が蓄積した事業のノウハウを伝える。入社2年目以降の社員の9割超が、ソフトウェアテストの資格者認定である「JSTQB」を取得している。また、顧客向けにもテストの研修を行うなど、業界全体を巻き込んでの品質向上を図っている。

今後は3分野の業績をそれぞれ伸ばして強みを増すことで時代の流れに対応し、引き合いが強いセキュリティー分野にも注力する。テストの自動化も進める構え。長期的な視点からはフィリピンの子会社を通じて英語圏のソフトのテスト事業への進出を目指す。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
 

 


CAPITAL EYE © 2016
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、株式会社キャピタル・アイは一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、株式会社キャピタル・アイ及び情報提供者に帰属します。本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。