CAPITAL EYE

株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイトです。

Kudan(4425):3月期決算、マネタイズ期に入る

機械の眼となる人工知覚(AP)技術を研究・開発するKudanの大野智弘社長と飯塚健CFO、項大雨COOは13日、2019年3月期決算説明会で事業の概況を説明し、機関投資家らの質疑に答えた。

3月期の売上高は前期比83.8%の3億7600万円、営業利益は前期の営業損失300万円から1億2300万円の黒字となった。大野社長はファイナンスの面では、「マネタイズ期に入り予想を上回る着地をしている」とし、ビジネス面では、「技術開発が順調に進み、マイルストーン型ビジネスが着実に進展し、将来の成長の糧になりつつある」と話した。

項COOはAPについて、脳に当たるAIと相互補完することで、空間や幾何学構造、位置の把握をして自律的に動くための土台となる汎用性の高い深層技術(ディープテック)であると説明したうえで、「マイルストーン収益はコンピューターサイエンスよりもバイオ系の会社で取るビジネスモデルで、顧客の製品開発が進む前に自分たちの技術が一定の進捗度を達成したときに収益が上がるモデル」と説明した。顧客企業の未来の製品開発に向けて、製品の完成前にマイルストーンを達成することで収益が積みあがる。順調にマイルストーンを達成したことが前期業績につながったという。

飯塚CFOは業績面について当初予算通りに着地し、今期同様、新規ライセンスの販売先増加と、マイルストーン収益が着実に伸びると見込み、来期予算は売上高6億5000万円、経常利益は2億1300万円となる見通しを示した。利益率の伸びが鈍化している点については、増員によるものとした。また、「ディープテック投資プログラム」の開始により、欧州やイスラエルの企業をリサーチしているが、中長期の視点から、今期の決算には織り込んでいない。以下は質疑に対するコメント。
――マイルストーン収益とはどのようなものか
自社で管理する研究開発のマイルストーンを達成するごとに収益が上がる形に設計されている。月・年単位など詳細は個別の設計なので一般的には言えない。我々の技術の発展に伴い、顧客企業がその研究開発に使える技術レベルが上がったり、機能が増えたりするという価値の提供に対して支払われる。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む


CAPITAL EYE © 2016
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、株式会社キャピタル・アイは一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、株式会社キャピタル・アイ及び情報提供者に帰属します。本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。